或る旅2

おでかけ記録です。ライブドアからはてなに移転しました

【静岡観光】一日で楽しい清水

2016年12月17日

朝10:00 JR清水駅で集合した大学の某部メンバー。
そういう部活なので、「撮影会」という形で一日清水を回ることとなった。

まずは三保の松原まで向かう。
しずてつジャストラインのバスは江尻口から出ている。
駅前からバスで約25分、「羽衣の松入口」バス停で降りる。

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御穂神社。
平安時代の書物にも記録があり、ヤマトタケルも訪れたとされている神社。
島根県の出雲にも「美保神社」があるが、何か関係はあるのだろうか…。
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その参道である「神の道」。
樹齢数百年の松の並木道はそのまま羽衣の松まで500m続く。

参道の両端には一定間隔で三保の松原にまつわる文学作品などを紹介するプレートが設置されている。

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駐車場にあったちょっと懐かしい感じのする土産物屋。
ここで原付でやってきた某F先輩が合流した。やはり公共交通機関は使えないようである。

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羽衣の松。
「羽衣伝説」で天女が羽衣をかけたとされており、先ほどの御保神社のご神体となっている。
初代は1700年代に起こった宝永大噴火で海に沈んだとされ、二代目は木の衰弱が進んだことから2010年に現在の三代目が「羽衣の松」として認定、”世代交代”を果たしている。

そこを抜けると、いよいよ三保の松原に出る。
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三保の松原では、駿河湾に面した約7㎞にわたり5万本以上のクロマツが茂っている。 
こちらもまた、富士山の世界文化遺産の構成資産の一つである。

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しっかしまあ、思った通りの写真にはなかなか近づかないものだ…。
次回は撮影ポイントを予習してから来たい。

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富士山の麓に広がる東部の街並み。富士の工場夜景を撮りに行きたいものだ…

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遠くまで広がる太平洋...それと漂着物

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世界遺産の構成資産の一つということもあり、さすがに富士山の展望に関しては一級品だ。
釣りスポットなのだろうか、釣り人たちの姿も目立った。

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クロマツ並木と駿河湾と富士山を絡めて撮りたいが…

一通り松原を見て回った我々一行は、再び清水駅前へと戻った。
そろそろお昼時である。

駅前の河岸の市の「まぐろ館」には、海鮮丼や寿司の店が並んでいる。
我々は海鮮丼のお店に入ったのであった...
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桜エビ、しらす、まぐろ...まさに駿河湾な海鮮丼...。

さて、河岸の市の前からは清水港をぐるっと回る遊覧船が出ている。
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船の周りには...
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鳥たち...

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何かを期待して船に集まる鳥たちの姿...

船が動き出すと、
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鳥たちが...

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 必死に追ってくる...

本来なら、遊覧船から”彼ら”にエサをあげることができたらしいのだが、当時流行していた鳥インフルエンザの影響で中止されていたのだった。
何とも哀れな鳥たちである... 

それはそうと、清水港には「美しい風景」が広がっていたのでご覧いただきたい。
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錆びた船、複雑なパイプ
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立ち並ぶクレーン
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たいへん美しい…

やはり清水にも、この港町特有の開放感のようなものが漂っていた。
それが巨大建造物と合わさってこのような「美しい風景」が作り出されるのである。

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先ほど叶わなかった、松原と富士山を絡めた写真が実現...(少し違うけど)

遊覧船は三保の松原の船着き場に到着する。
我々は再び三保半島に上陸したのであった。
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ここにもまた、「良い感じ」の建物が...

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船着き場から数分のところに、東海大学海洋科学博物館がある。
今回は中には入らなかった。看板のフォントが特徴的だと思った。

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懐かしい感じの土産物屋があった。建物も内装もよかった。

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再び遊覧船に乗り込む。
清水駅の方へと戻る。

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貨物用クレーンと、夕陽に照らされる富士山。
本来、このタイプのクレーンは赤く塗装することと定められているが、清水港に関しては富士山の景観も考慮し特別にこの塗色になっているのだという。
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奥の高圧鉄塔も相まって、大変美しい。

遊覧船は先ほどの河岸の市の前の船着き場に到着。
今回はこちらで解散という流れとなった。

清水といえば真っ先に思い浮かぶのは三保の松原だが、それ以外にも港町としての「美しい風景」があると感じられた。
清水港線廃線跡などもまだ見れていないので、次回はぜひ訪れてみたいと思う。