或る旅2

おでかけ記録です。ライブドアからはてなに移転しました

行き当たりばったり、在来線で ⑧想定外の方向から帰京(最終回)

行き当たりばったり、在来線で ⑦さらに北へ...
の続きです。

磐越西線に乗るか、予定していた上越線経由で行くかで迷った結果...
11:05 新津行きに乗る

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新津で乗り換え
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今回二度目の非電化路線である。

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11:34発 会津若松行き
2時間以上の乗車となる。
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阿賀川に沿って走る。
途中で国道49号線の廃道(?)も見られた。
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猪苗代湖のほうだろうか、もやがかかっている。

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 14:05 会津若松に到着。

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ここからは電化区間となる。向かいのホームに停まる快速の郡山行きに乗り換える。
14:12 会津若松

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 あれは磐梯山だろうか。会津若松周辺もリゾート地として人気である。

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 列車は一面の銀世界の中を走っていく。

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会津若松までは狭い谷を走ってきた印象があったが、この区間では若干開けている印象がある。
そのため車窓の写真も撮りやすかった。

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15:13 郡山に到着。

さて、ここでもまた「迷い」があった。
また乗り換え案内アプリを利用した結果、水郡線に乗っても「つながる」ことが判明したのである。
水郡線とは、郡山と茨城県の水戸を結ぶ路線である。
当初は、郡山から栃木の黒磯を経由し、宇都宮線で東京に入る計画であったが…

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15:55発、水戸行きの水郡線
郡山から水戸まで行く、という機会もなかろうと思い、乗り込んでしまった。

同じ列車で3時間の移動となる。
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日が沈んでいく。
この写真を撮ったころだろうか。

向かいに座っていた女性が、「写真部かなんかなんですか?」と話しかけてきた。
私は「ええ、そうですけど...」と返す。

そして、そこから3時間以上ずっと話していたのだった。
私自身の話、その方の話、いろいろ話していた。

仙台の自宅から茨城の土浦にある息子さんのお宅へ向かっているのだそう。
最近まったく会っていないから、この度会いに行くことにしたとのこと。

息子さんは社会人で、私よりも年上のようだったが、一人暮らしをしているという点では確かに似ている。もしかしたら、私の母もこんな気持ちなのかもしれないなぁ...と思った。

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19:05 水戸に到着。5分での乗り換えだ。
 
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 19:10 土浦行き。
水郡線で一緒になった方も土浦までは一緒だ。

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20:04 土浦に到着。
その方とは、Facebookを交換して別れた。
仙台に行く機会があれば、ぜひお会いしたい。

今回はずっと一人だったが、最後の最後に出会いがあり、ようやく”旅っぽさ”があったのだった。

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20:15 土浦発。
上野行きの列車に乗る。いよいよ東京入りだ。

常磐快速線は、柏や松戸といった主要な駅にしか停車しない。
やはり速度が違う。
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21:23日暮里 着。

ここからは、京浜東北線で赤羽、赤羽から埼京線で板橋、というルートで実家に到着。
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21:54 板橋着。

静岡から始まった今回の旅は、これをもって終了である。
4日間で西から北まで本州各地、合わせて20都府県を回った。
総移動距離は、約3060㎞だった。
金額は、18きっぷ代・第三セクターの1600円と食費・宿泊費を合わせても2万5千円以内。

2016nen 冬 移動総距離
赤が一日目、青が二日目、橙が三日目、緑が四日目
JR東海、西日本、九州、四国、東日本の5社(+第三セクター2社)を利用した。
見返してみれば、かなりの移動距離だ。


この旅を実現するにあたり、18きっぷ代理購入と、部屋に泊めてくださったT氏にはお礼を申し上げたい。

さて、次はどこへ行こうか…

おわり