一日で関西私鉄乗りつぶしと聖地巡礼①
目次
▶和歌山へ上陸。南海に乗る
▶京阪で京都へ、「千恋*万花」聖地巡礼へ
2017年3月。
山陰で遊んできた我々一行は、サンライズ瀬戸・出雲号に岡山で乗り込み、私だけ大阪で下車。
一日関西で単独行動をすることにしていた。
私鉄の乗りつぶしがメインで、軽く聖地巡礼なども行った。今回は2回に分ける。
■和歌山へ上陸、南海に乗る
梅田のネットカフェに5時間ほど滞在、始発が動き出した5時過ぎごろに大阪駅へと向かった。早朝の大阪環状線で南下、
天王寺で阪和線へと乗り換える。
和歌山へ向かう。
さて、今回和歌山へ向かう理由は、はっきり言って大したものではない。
これまで本州では島根、鳥取、和歌山の3県は足を踏み入れたことが無かったのである。
ここまでの旅程(前回記事参照)で島根と鳥取を回ることができたので、いっそ和歌山にも行ってみようと思っただけなのである。
そうして和歌山に到着。
JRの和歌山駅と、南海電車の和歌山市駅は少し距離がある。
和歌山市行きの紀勢線に乗る。
乗ったのは確かにJRの路線だったのだが、駅自体は南海が管理しているのか駅名標は南海に準拠したものであった。
さて、ここからはフリーきっぷで移動する。
南海が発売している「京都みやこびと1dayチケット」だ。
なんとこのきっぷ、南海南部版では2360円で「南海全線・大阪市交通局(地下鉄・ニュートラム)・京阪全線(大津線、ケーブルカー除く)」が乗り放題となるのである。
今回やろうとしている関西私鉄の「乗りつぶし」をするのにぴったりのきっぷだ。
さっそく購入し、構内の立ち食いそば屋さんで朝食を食べてホームへ向かう。
パタパタ式の発車標。現役なのが素晴らしい。
特急サザンで大阪方面へと戻る。
最初、私はサザンが全車指定(もしくは特急料金必要)かと思い、駅員さんに訊くぐらいだったのだが、一部が特別車両でそれ以外はいわゆる「通勤電車」の、ロングシートの車両であった。
泉佐野で下車
関西空港方面へと乗り換える。
りんくうタウン付近からの車窓。あぁ~^
線路はJRと共用である。(画像は復路のもの)
ライバルである関空特急「はるか」とすれ違うこともある。
関西空港に到着。広々としたホームで、大きな荷物を持った客で混雑する心配もない。
関西空港駅で並ぶ南海「ラピート」と、JRの「はるか」。
生で見たのははじめてである。
個人的な話にはなるが、どちらも子供の頃によく読んだ電車の絵本などでよく登場した。
私自身は子供の頃は関西に来ることはなかったのだが、電車なりの知識はそのような本で身に付けていたということもあってか、このラピートもはるかも、初めて見たとは思えなかったのである。
なんだか感動である。
さて、関西空港から今度は大阪方面へ向かう。
難波行きの空港急行に乗り込む。
初の南海本線乗車を楽しみにしていたのだが、車内では睡魔に負けてついつい寝てしまったのだった..。
難波に到着。
阪急梅田駅もそうだったが、こちらもまた迫力のある駅である。
大きなターミナル駅で電車が横にずらっと並ぶ風景も、関西らしい風景といえよう。
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■京阪で京都へ、「千恋*万花」聖地巡礼
さて、難波から今度は京阪に乗るために地下鉄御堂筋線で移動する。御堂筋線のホーム。なんというか、共産圏のような雰囲気すら感じさせる。
京阪電車の始発駅、淀屋橋へ。
ここから特急で出町柳に向かう。京阪本線はまだ一度も通して乗ったことが無かったので良い機会だ。
始発駅なので一番前の座席を狙い、なんとか右側に座れた。
12㎞にも及ぶ長大な複々線。京阪間の輸送と、大阪市中心部と近郊都市との通勤輸送、という役割分担の象徴ともいえる。寝屋川市を出ると複線となり、列車は淀川に沿って北上していく。
京都市中心部に近づくと、新幹線の高架をくぐり地下トンネルに入る。
かつては鴨川沿いを走っていた京阪電車だが、今はすべて地下である。
特に用はないのだが、せっかくなので出町柳まで行って折り返す。
出町柳駅に着くと、列車はすぐに行き先表示を淀屋橋へと変える。
折り返し時間も短い。
三条に参上…
鴨川沿いを歩く。
三条駅から南へ10分ほど進む(川沿いより川端通を歩いたほうが良い)。
さて、今回訪れたのは
白川南通。この画に見覚えのある方もいるのではないだろうか…。
PCゲーム『千恋*万花』の作中に登場する”あの場所”である。
(著作権などの問題が怖いのでキャプチャ画像などは控える)
作品中、主人公たちが日常的に通る道としてよく登場する背景である。
また、ここからまた10分程度南へと歩くと
花見小路。
主人公が一番最初に舞台となる町に到着したシーンなどで登場する背景である。
作品中ではもう少し落ち着いた通りといった印象があったが、八坂神社の近くにある花見小路は観光客でごった返していた。車の通行も多いので注意が必要だ。
本当は三年坂にも聖地があるのだが、この辺から少し距離があるため今回は見送る。
次に京都に来る機会があれば寄ろうと思う。
さて、三条駅へと戻り京阪電車に乗り込む。
今度は”あのアニメ”の聖地へ向かうのであったのであった...。
つづく。
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