一日ふらっと名鉄で
2017年5月、ゴールデンウィーク
静岡に来て2年目に突入しているけれど、父の実家のある愛知県には行っていないよなぁとふと思った。行ってもいいか、と祖母に電話。
なんとなくわかってはいたけれど、当然OKとのこと。
いつも忙しそうな母方の祖母とは大違いである。
大学に入ってからも、何度か通過はしているが愛知県に降りるのは高2のときに祖父が亡くなって以来のことになる。
久々に名鉄にも乗りたいと思っていたし、ちょうどよかった。
今回は、名鉄の乗っていない路線と、セントレアなんかも見られればいいかなと思う。
名鉄の豊橋駅。だが、JRの駅を間借りしているためJRに準拠した駅名板に。
今回は、名鉄全線が一日乗り放題になる「まる乗り1DAYフリーきっぷ」を利用する。
3100円で名鉄が乗り放題になり、なんと10:00~16:00の間には特別車を利用することもできるのだ(本来特別車利用にはミューチケットが必要)。
新塗装の1000系に乗り込む。
個人的には旧塗装のほうが馴染みがある。不思議な感じだ。
豊橋から一気に北上し、神宮前へ。
ちょっとばかし電車でも撮ろうかと…。
側面が暗くなってしまうようだ。
旧塗装の1000系
神宮前から足を延ばし、常滑線に乗り込む。
快特列車は常滑を出ると、スピードを上げて海を渡っていく。
高架を渡っているときの車内BGMが個人的には好きだ。
中部国際空港、いわゆるセントレア
展望デッキへ移動。セントレアの展望デッキは日本の中でも比較的滑走路に近いと言われる。
家族連れや見送り客はもちろんだが、巨大な望遠レンズを持った方々も大勢いらっしゃった。
春秋航空機
AIR DO機
ANAのプロペラ機
おおお…(いずれも修正済み)
うーむ、修正せずに済むよう望遠レンズを手に入れたいところである。
中型以上の飛行機になると、迫力が違う。
当然ではあるが重さが小型のそれとは違うので、離陸にはそれなりに距離が必要ということか。
世界に3機しかない「ドリームリフター」は、B787機の部品の輸送に用いられる。
日本ではここセントレアでしか見ることができない。
さて、再び名古屋方面へと戻るとする…
快特で名古屋へやってきた。
名鉄名古屋駅は最大でも2~3分に1本の間隔でホームに列車が入ってくる。
見ていて飽きないものだ…。
大名古屋ビルヂングとアレ。
地下鉄東山線で栄へ向かう。
丸栄百貨店で「鉄道模型展」が開かれているそうなので覗いてみようと思った。
まさか名古屋でW7系を撮ることになるとは思わなかった...。
鉄道模型展では各メーカーの新製品サンプルの展示や発表があった。
これについては、この後行われた静岡ホビーショーでも同様であった。
さて、せっかく栄に来たので見てみたいものがあった。
名鉄瀬戸線だ。
名鉄の本線と接続していないという点では独特の雰囲気があるように思える。
私自身は全く馴染みがなく、もちろん乗ったこともなかったので一度見てみたいと思っていた。
今回は時間の都合上乗るのは見送ったが、いつか乗りつぶしで訪れることになるだろう。
さて、再び名古屋駅へと戻り、常滑線方面の列車に乗り込む。
神宮前から一駅、豊田本町で降りる。
2200系
3300系。
名鉄電車の撮影地としてよく知られている場所。
今回も先客が1名いた。キャパとしては広くないし、通過列車は結構なスピードを出すので注意が必要である。
うーむ、今回はこんなところか。
撤収して次へ行くとしよう。
個人的に、犬山線と各務原線は乗ったことがなかったので今回そちらをぐるっと回ってから、最終目的地である国府宮へ向かおうと思った。
時間は15時台。「アレ」としてはギリギリだけど、なんとかいけそうだ。
そう、「まる乗り1DAYフリーきっぷ」で特別車に乗れる時間帯である。
全車特別車の「ミュースカイ」の新鵜沼行きに飛び乗る。
庄内川を渡ると、一気に郊外に来た感じがある。
東枇杷島を出たあたりに現れる「デルタ地帯」。
いつもは左手の本線にしか進んだことがなかったが、今回は初めて右手の犬山線へ進んでいく。
岩倉、江南、犬山と進んでいく。
この付近もなんだかんだで来たことがなかった。
特に犬山はちゃんと歩いてみたい街なので、今後また来ることになりそう...。
かつて道路と併用していた犬山橋などを渡っていく。
ミュースカイの終点、新鵜沼。
さて、先ほどは書かなかったが、実は名駅のビックカメラでカメラのアイカップを購入していた。
これがまたぽろぽろ落ちやすく、すでに2回も紛失している。
静岡の量販店には売っていないのでせっかくだし買っていこうと思ったのだ。
無事にゲットし、さっそくカメラに装着。
これがいけなかった。
新鵜沼で呑気に写真を撮っていると、乗る予定の電車が到着。
気づけば発車まで1分を切っていた。
各務原線直通の急行岐阜行き。
これに乗らないと国府宮に着くのが遅くなってしまうので、地下通路を走って飛び乗った。
たぶんこの時だろうなぁ
おそらく地下通路に落としたのだろう。
車内でカメラを見てみると、アイカップが見事に無くなっていたのであった。
もはや回収できないしする気も起らなかった。
こうして、第3代アイカップは短い生涯を終えたのであった。
次買ったときは、接着するなりなんなりの工夫をしようと思う。
各務原線は濃尾平野の西の端を走っている印象である。
高山本線と並走しているが、今回は一度もその列車の姿を拝むことができなかった。
この急行は、途中から各駅停車となる。
岐阜に到着(駅名標は本線のもの)。
犬山線→各務原線の乗り継ぎも上手くいったし、失ったものこそあったが乗りつぶしはできた。
国府宮へ向かう。
尾張大国霊神社の鳥居と名鉄電車。
祖母宅に到着。
祖父が亡くなってからは、祖母と叔父が二人で住んでいる。
祖母からは、もろもろの”ありがたいお話(愚痴?)”を聞かされた...。
本当は今日中に帰ろうと支度していたのだが、
「明日なんもないなら泊っていけばいいじゃん」
と、結局泊まることになった。
おかげで、名古屋の工場夜景スポットに行く余裕ができた。
仕事で行ったことがあるという叔父から、どの辺に行けば良いかを聞く。
21時頃に再び国府宮を出発。
あおなみ線に乗り込む。
終点の金城ふ頭には、今話題の「レ〇ランド」帰りと思われる人々がいた...。
駅から数分歩いたところへ。
おお…
全体像。海上に浮かぶ光の筋は船。
名港トリトンとリニア・鉄道館。
この時は風が強く、三脚が煽られてなかなか上手く撮れなかった。
そしてなかなか寒い…。
3~40分くらい滞在しただろうか。
なんというか、「もういいや」という気分になって撤収したのであった。
金城ふ頭を後にし、国府宮の祖母宅に戻っていった。これ日帰りは無理だったな…。
おまけ
翌日、国府宮駅近辺で名鉄を撮る。
本当は日帰りする予定だったから、フリーきっぷを使うことで名鉄の国府宮→豊橋分は不要になるはずだった。日付が変わりそれが出来なくなったし、どうせならと思ってmanacaを購入してしまった。
予め買っておいた豊橋→静岡のきっぷで静岡へ戻った。
名鉄には、個人的に思い入れがある。
私自身生まれて1年くらい稲沢に住んでいて、母がよく名鉄の踏切へ連れて行ってくれたのだそうだ。その後引っ越してからも稲沢に来る機会はあり、そのたびに名鉄には乗っていた。
父もまた、存命中は名鉄の話ばかりしていた。やはり”地元の電車”というところで愛着があったのだろう。
私は物心ついたころには、この走る鉄の塊が好きだった。
もしかしたらそれは、さまざまな形で記憶に残っている名鉄のおかげ(せい?)なのかもしれないなぁと思ったりもするのである。
また近いうちに名鉄に”帰って”こようと思う。
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静岡に来て2年目に突入しているけれど、父の実家のある愛知県には行っていないよなぁとふと思った。行ってもいいか、と祖母に電話。
なんとなくわかってはいたけれど、当然OKとのこと。
いつも忙しそうな母方の祖母とは大違いである。
大学に入ってからも、何度か通過はしているが愛知県に降りるのは高2のときに祖父が亡くなって以来のことになる。
久々に名鉄にも乗りたいと思っていたし、ちょうどよかった。
今回は、名鉄の乗っていない路線と、セントレアなんかも見られればいいかなと思う。
名鉄の豊橋駅。だが、JRの駅を間借りしているためJRに準拠した駅名板に。
今回は、名鉄全線が一日乗り放題になる「まる乗り1DAYフリーきっぷ」を利用する。
3100円で名鉄が乗り放題になり、なんと10:00~16:00の間には特別車を利用することもできるのだ(本来特別車利用にはミューチケットが必要)。
新塗装の1000系に乗り込む。
個人的には旧塗装のほうが馴染みがある。不思議な感じだ。
豊橋から一気に北上し、神宮前へ。
ちょっとばかし電車でも撮ろうかと…。
側面が暗くなってしまうようだ。
旧塗装の1000系
神宮前から足を延ばし、常滑線に乗り込む。
快特列車は常滑を出ると、スピードを上げて海を渡っていく。
高架を渡っているときの車内BGMが個人的には好きだ。
中部国際空港、いわゆるセントレア
展望デッキへ移動。セントレアの展望デッキは日本の中でも比較的滑走路に近いと言われる。
家族連れや見送り客はもちろんだが、巨大な望遠レンズを持った方々も大勢いらっしゃった。
春秋航空機
AIR DO機
ANAのプロペラ機
おおお…(いずれも修正済み)
うーむ、修正せずに済むよう望遠レンズを手に入れたいところである。
中型以上の飛行機になると、迫力が違う。
当然ではあるが重さが小型のそれとは違うので、離陸にはそれなりに距離が必要ということか。
世界に3機しかない「ドリームリフター」は、B787機の部品の輸送に用いられる。
日本ではここセントレアでしか見ることができない。
さて、再び名古屋方面へと戻るとする…
快特で名古屋へやってきた。
名鉄名古屋駅は最大でも2~3分に1本の間隔でホームに列車が入ってくる。
見ていて飽きないものだ…。
大名古屋ビルヂングとアレ。
地下鉄東山線で栄へ向かう。
丸栄百貨店で「鉄道模型展」が開かれているそうなので覗いてみようと思った。
まさか名古屋でW7系を撮ることになるとは思わなかった...。
鉄道模型展では各メーカーの新製品サンプルの展示や発表があった。
これについては、この後行われた静岡ホビーショーでも同様であった。
さて、せっかく栄に来たので見てみたいものがあった。
名鉄瀬戸線だ。
名鉄の本線と接続していないという点では独特の雰囲気があるように思える。
私自身は全く馴染みがなく、もちろん乗ったこともなかったので一度見てみたいと思っていた。
今回は時間の都合上乗るのは見送ったが、いつか乗りつぶしで訪れることになるだろう。
さて、再び名古屋駅へと戻り、常滑線方面の列車に乗り込む。
神宮前から一駅、豊田本町で降りる。
2200系
3300系。
名鉄電車の撮影地としてよく知られている場所。
今回も先客が1名いた。キャパとしては広くないし、通過列車は結構なスピードを出すので注意が必要である。
うーむ、今回はこんなところか。
撤収して次へ行くとしよう。
個人的に、犬山線と各務原線は乗ったことがなかったので今回そちらをぐるっと回ってから、最終目的地である国府宮へ向かおうと思った。
時間は15時台。「アレ」としてはギリギリだけど、なんとかいけそうだ。
そう、「まる乗り1DAYフリーきっぷ」で特別車に乗れる時間帯である。
全車特別車の「ミュースカイ」の新鵜沼行きに飛び乗る。
庄内川を渡ると、一気に郊外に来た感じがある。
東枇杷島を出たあたりに現れる「デルタ地帯」。
いつもは左手の本線にしか進んだことがなかったが、今回は初めて右手の犬山線へ進んでいく。
岩倉、江南、犬山と進んでいく。
この付近もなんだかんだで来たことがなかった。
特に犬山はちゃんと歩いてみたい街なので、今後また来ることになりそう...。
かつて道路と併用していた犬山橋などを渡っていく。
ミュースカイの終点、新鵜沼。
さて、先ほどは書かなかったが、実は名駅のビックカメラでカメラのアイカップを購入していた。
これがまたぽろぽろ落ちやすく、すでに2回も紛失している。
静岡の量販店には売っていないのでせっかくだし買っていこうと思ったのだ。
無事にゲットし、さっそくカメラに装着。
これがいけなかった。
新鵜沼で呑気に写真を撮っていると、乗る予定の電車が到着。
気づけば発車まで1分を切っていた。
各務原線直通の急行岐阜行き。
これに乗らないと国府宮に着くのが遅くなってしまうので、地下通路を走って飛び乗った。
たぶんこの時だろうなぁ
おそらく地下通路に落としたのだろう。
車内でカメラを見てみると、アイカップが見事に無くなっていたのであった。
もはや回収できないしする気も起らなかった。
こうして、第3代アイカップは短い生涯を終えたのであった。
次買ったときは、接着するなりなんなりの工夫をしようと思う。
各務原線は濃尾平野の西の端を走っている印象である。
高山本線と並走しているが、今回は一度もその列車の姿を拝むことができなかった。
この急行は、途中から各駅停車となる。
岐阜に到着(駅名標は本線のもの)。
犬山線→各務原線の乗り継ぎも上手くいったし、失ったものこそあったが乗りつぶしはできた。
国府宮へ向かう。
尾張大国霊神社の鳥居と名鉄電車。
祖母宅に到着。
祖父が亡くなってからは、祖母と叔父が二人で住んでいる。
祖母からは、もろもろの”ありがたいお話(愚痴?)”を聞かされた...。
本当は今日中に帰ろうと支度していたのだが、
「明日なんもないなら泊っていけばいいじゃん」
と、結局泊まることになった。
おかげで、名古屋の工場夜景スポットに行く余裕ができた。
仕事で行ったことがあるという叔父から、どの辺に行けば良いかを聞く。
21時頃に再び国府宮を出発。
あおなみ線に乗り込む。
終点の金城ふ頭には、今話題の「レ〇ランド」帰りと思われる人々がいた...。
駅から数分歩いたところへ。
おお…
全体像。海上に浮かぶ光の筋は船。
名港トリトンとリニア・鉄道館。
この時は風が強く、三脚が煽られてなかなか上手く撮れなかった。
そしてなかなか寒い…。
3~40分くらい滞在しただろうか。
なんというか、「もういいや」という気分になって撤収したのであった。
金城ふ頭を後にし、国府宮の祖母宅に戻っていった。これ日帰りは無理だったな…。
おまけ
翌日、国府宮駅近辺で名鉄を撮る。
本当は日帰りする予定だったから、フリーきっぷを使うことで名鉄の国府宮→豊橋分は不要になるはずだった。日付が変わりそれが出来なくなったし、どうせならと思ってmanacaを購入してしまった。
予め買っておいた豊橋→静岡のきっぷで静岡へ戻った。
名鉄には、個人的に思い入れがある。
私自身生まれて1年くらい稲沢に住んでいて、母がよく名鉄の踏切へ連れて行ってくれたのだそうだ。その後引っ越してからも稲沢に来る機会はあり、そのたびに名鉄には乗っていた。
父もまた、存命中は名鉄の話ばかりしていた。やはり”地元の電車”というところで愛着があったのだろう。
私は物心ついたころには、この走る鉄の塊が好きだった。
もしかしたらそれは、さまざまな形で記憶に残っている名鉄のおかげ(せい?)なのかもしれないなぁと思ったりもするのである。
また近いうちに名鉄に”帰って”こようと思う。
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