江ノ島・鎌倉を歩く その2
9月某日
昨日は江の島の裏側までぐるっと回った。
今日は鎌倉へ行く予定だ。
ところが、深夜から早朝にかけて雨風が激しく旅館のトタンを”叩きつけて”いた。
これは予定変更か...
10時頃まで待ってみた結果
晴れた...‼
江ノ電で鎌倉へ。
一行は鎌倉駅に荷物を預けたのち、江ノ電で数駅のところにある長谷駅で下車
目的はもちろん
かの有名な大仏である。
長谷駅から10分程度歩いたところにある高徳院の中心に鎮座している。
初代の大仏は木造で、1243年に建立された。
ところが1247年に台風が直撃し倒壊してしまったと言われている。
現在の大仏は1252年に建造され始めたもので、高さは13mある。
当初は建物の中に収められていたのだそうだが、『太平記』などの記述によると幾多の台風や地震を経て崩壊してしまい、現在のような外に置かれる形になったのだという。
今や鎌倉のシンボルであるが、ここまでさまざまな苦難の歴史の連続だったと思うと感慨深い。
大仏の内部には20円で入ることが可能である。
そもそも内部が空洞だったという点には驚いた。
さて、鎌倉市街地へ再び戻る前に「オシャレなカフェに行こう」という流れに。
Google先生の指示に従って進む。
なんだかやばめな階段が現れた...
が、”先生”曰くここを進め、と...?
普通にハイキングコースなのだが…
しかも昨晩の雨のせいでぬかるんでいる。
コンディションは最悪である。
この山道を歩くこと約30分。
おや...
目的地のカフェ「樹ガーデン」の看板を発見。
ちゃんと”実在”していたようでよかった...。
残念ながらテラス席は雨のため利用できなかったが、店員さんが「写真はご自由にどうぞ」というのでぐるぐると撮らせていただいた。
自然に囲まれ、「隠れ家」感のあるお店だった。
昼食はこちらでいただく。私はカレーを注文した。
(ケーキも美味しそうだったが…)
さて、まるで「ハイキングをしないと辿り着けない秘境」にあるかのような雰囲気であったが、実際はそんなことはない。
きちんと道路沿いにあり、もっというと鎌倉駅に直通するバス停も目の前にある。
我々はとんでもない遠回りをしてしまったということである。
ちょうどやってきたバスに乗り10分程度で鎌倉駅に到着。
小町通りを進む。
鶴岡八幡宮に到着。
1063年に創建された、言わずと知れた鎌倉のシンボルである。
海から鶴岡八幡宮までは参道である若宮大路が一直線に伸び、その延長は1.8㎞に及ぶ。
真ん中には段葛と呼ばれる一段高く作られた参道がある。
観光客で溢れかえる小町通りよりも人通りは少なく、歩きやすい。
再び鎌倉駅方面へと戻った。
ここで、カフェに行くメンバーともう一つ別の場所を訪れるメンバーとで分かれた。
駅から京急バスに乗り、浄明寺バス停で下車。
「報国寺」へ向かう。
静かな竹林。
異世界にでも来たかのような雰囲気である。
「侘び寂び」であろうか...
以前ネットで見かけて、一度訪れてみたいと思っていた場所だった。
閉鎖時刻ぎりぎりに入ってしまったため、今回はあまりゆっくりはできなかったのだが、その雰囲気は十分に味わうことができた。
さてそろそろ戻らねば...
すっかり日も暮れてしまった。
ハイキングコースに迷い込むなど踏んだり蹴ったりであったが、楽しめるところは楽しめた。
このあと我々は鈍行と新幹線を組み合わせ、静岡にたどり着いたのであった…。
大雨により一時中止も考えられた二日目であったが、天候も回復し無事に遂行できた。
9月末の、シーズンど真ん中ではないけれど程々に人がいるような江の島・鎌倉というのも案外楽しかったものである。
昨日は江の島の裏側までぐるっと回った。
今日は鎌倉へ行く予定だ。
ところが、深夜から早朝にかけて雨風が激しく旅館のトタンを”叩きつけて”いた。
これは予定変更か...
10時頃まで待ってみた結果
晴れた...‼
江ノ電で鎌倉へ。
一行は鎌倉駅に荷物を預けたのち、江ノ電で数駅のところにある長谷駅で下車
目的はもちろん
かの有名な大仏である。
長谷駅から10分程度歩いたところにある高徳院の中心に鎮座している。
初代の大仏は木造で、1243年に建立された。
ところが1247年に台風が直撃し倒壊してしまったと言われている。
現在の大仏は1252年に建造され始めたもので、高さは13mある。
当初は建物の中に収められていたのだそうだが、『太平記』などの記述によると幾多の台風や地震を経て崩壊してしまい、現在のような外に置かれる形になったのだという。
今や鎌倉のシンボルであるが、ここまでさまざまな苦難の歴史の連続だったと思うと感慨深い。
大仏の内部には20円で入ることが可能である。
そもそも内部が空洞だったという点には驚いた。
さて、鎌倉市街地へ再び戻る前に「オシャレなカフェに行こう」という流れに。
Google先生の指示に従って進む。
なんだかやばめな階段が現れた...
が、”先生”曰くここを進め、と...?
普通にハイキングコースなのだが…
しかも昨晩の雨のせいでぬかるんでいる。
コンディションは最悪である。
この山道を歩くこと約30分。
おや...
目的地のカフェ「樹ガーデン」の看板を発見。
ちゃんと”実在”していたようでよかった...。
残念ながらテラス席は雨のため利用できなかったが、店員さんが「写真はご自由にどうぞ」というのでぐるぐると撮らせていただいた。
自然に囲まれ、「隠れ家」感のあるお店だった。
昼食はこちらでいただく。私はカレーを注文した。
(ケーキも美味しそうだったが…)
さて、まるで「ハイキングをしないと辿り着けない秘境」にあるかのような雰囲気であったが、実際はそんなことはない。
きちんと道路沿いにあり、もっというと鎌倉駅に直通するバス停も目の前にある。
我々はとんでもない遠回りをしてしまったということである。
ちょうどやってきたバスに乗り10分程度で鎌倉駅に到着。
小町通りを進む。
鶴岡八幡宮に到着。
1063年に創建された、言わずと知れた鎌倉のシンボルである。
海から鶴岡八幡宮までは参道である若宮大路が一直線に伸び、その延長は1.8㎞に及ぶ。
真ん中には段葛と呼ばれる一段高く作られた参道がある。
観光客で溢れかえる小町通りよりも人通りは少なく、歩きやすい。
再び鎌倉駅方面へと戻った。
ここで、カフェに行くメンバーともう一つ別の場所を訪れるメンバーとで分かれた。
駅から京急バスに乗り、浄明寺バス停で下車。
「報国寺」へ向かう。
静かな竹林。
異世界にでも来たかのような雰囲気である。
「侘び寂び」であろうか...
以前ネットで見かけて、一度訪れてみたいと思っていた場所だった。
閉鎖時刻ぎりぎりに入ってしまったため、今回はあまりゆっくりはできなかったのだが、その雰囲気は十分に味わうことができた。
さてそろそろ戻らねば...
すっかり日も暮れてしまった。
ハイキングコースに迷い込むなど踏んだり蹴ったりであったが、楽しめるところは楽しめた。
このあと我々は鈍行と新幹線を組み合わせ、静岡にたどり着いたのであった…。
大雨により一時中止も考えられた二日目であったが、天候も回復し無事に遂行できた。
9月末の、シーズンど真ん中ではないけれど程々に人がいるような江の島・鎌倉というのも案外楽しかったものである。