一晩で四日市を「撮り尽くす」
工場夜景
複雑な配管とそれを照らす蛍光灯の光。
それが生み出す力強く繊細な風景が、世間の人々の心を掴んでいる。
私も例外ではない。
名古屋市南部の金城ふ頭からのコンビナートの眺めや、富士市内や首都高湾岸線から見える工場の景色には少なからず感動を覚えたものである。
同じ大学のN本くん(仮名)も同様であったが、私以上であった。
彼は、それ専門の写真集というものも持っていたのである。
そんな「工場夜景」の虜になった我々は、8月の定期試験前よりある計画を立てていたのであった。
三重県の四日市市、日本における「工場夜景」のメッカたるその街に行こう。
そんなわけで、レンタカーを予約した我々は、2018年の8月上旬のある午後、静岡を発ち西へと向かったのであった。
私自身は免許がないので、空いているからという理由だけで特に工場にも興味がないI上氏(仮名)を運転要員として連れ出した。ついでに、当日岐阜の実家に帰ろうとしていたM浦氏(仮名)も「西に行くから」という理由だけで来てもらった。
前日15時発、翌日12時着という強行スケジュール。
だが、安全を考慮し休憩を挟んでも、四日市には3~4時間もあれば到着するので全く余裕であった。
なお、今回は四日市市内の複数のスポットについて取り上げている。
一番最後に立ち寄った場所をGoogleマップにまとめているので参照されたい。
豊田JCT
東名から伊勢湾岸道に入る
刈谷で休憩。
名港トリトンを渡ると三重県に入る。
M浦氏を養老鉄道の始発駅・桑名駅に降ろす。この時点で20時であった。
第一の目的地・「うみてらす」を目指す。閉館時間は21時ということで、先を急ぐ。
20時半。「うみてらす14」に滑り込む。
①うみてらす14
展望室からの眺め。目の前がコンビナートである。
同じように写真を撮りに来た人も少なくなかった。
そしてそれを想定してか写真を撮りやすいよう、暗幕の貸し出しもあった。
閉館10分前には展望室内のライトダウンというサービスも。
もう少しゆっくりしたかったが、閉館時間となり吐き出される我々。
今度は遠くから撮ってみようということで、少し離れたところにある垂坂公園へと移動。
駐車場から展望台までは軽い山登り。森の中だが、街灯などはないので懐中電灯が必要だ。
②垂坂公園展望台
展望台からの眺め。
コンビナートはもちろんだが、伊勢湾の対岸にある知多半島の街並みも見られる。
中部国際空港も近いので、離着陸する飛行機の姿も目に入る。
四日市市街地遠景
22時頃で真っ暗ではあったが、人々の出入りは案外あった。
夜景目当てであろう。
さて、再び車で移動する。今度は四日市ドームなどのある「霞ヶ浦緑地公園」である。
③霞ヶ浦緑地公園
このスポットは、コンビナートが非常に近くで撮れることで知られている。
水面に映るところも大変よい。
月も出てきた。
ヨットとコンビナート
大変エモーショナルである。
午前0時頃。次のスポットへ移る。
少し南下し、大正橋エリアへとやってきた。
④大正橋エリア
霞ヶ浦緑地よりも近い。
15秒動かないのは結構難しい。
少しポイントを移動。とてもよい。
ところでこの大正橋エリア、反対側を向くとコスモ石油の製油所の出荷場になっているようで、各社のタンクローリーが発着していた。ここから各地のガソリンスタンドへと運ばれていくのだ。
タンクローリーの発車時刻がわからなかったのでカメラを向けるタイミングが難しい。
複数台が一度に発車するようである。
午前2時ごろである。
さて、今度はもっと南下し塩浜地区へと向かう。
⑤塩浜地区
ここはコンビナートが至近距離で撮影できるポイントとして知られている。
いやー、よい
この複雑にパイプやはしごが複雑に絡み合う感じがいい
さて、お気づきの方もおられるかと思うが、実はこの時点で東の空がだいぶ明るくなってきている。
午前4時だ。
我々はオールしてしまったのである。
今日中に静岡に帰る必要があるが、少なくとも休憩は必要。
ということで、日帰り温泉施設「おふろcafe」に立ち寄ることに。
数時間仮眠ののち、車でそのまま静岡へ。
午前12時には解散という、すさまじいスケジュールであった。
I上氏は被害者でしかないが、N本くんも私も十分満足できた。
同行した皆さん、あとM浦氏、お疲れ様でした。
今回立ち寄った場所。全て公道や公園などから撮影、私有地や立ち入り禁止区画には侵入していない。
複雑な配管とそれを照らす蛍光灯の光。
それが生み出す力強く繊細な風景が、世間の人々の心を掴んでいる。
私も例外ではない。
名古屋市南部の金城ふ頭からのコンビナートの眺めや、富士市内や首都高湾岸線から見える工場の景色には少なからず感動を覚えたものである。
同じ大学のN本くん(仮名)も同様であったが、私以上であった。
彼は、それ専門の写真集というものも持っていたのである。
そんな「工場夜景」の虜になった我々は、8月の定期試験前よりある計画を立てていたのであった。
三重県の四日市市、日本における「工場夜景」のメッカたるその街に行こう。
そんなわけで、レンタカーを予約した我々は、2018年の8月上旬のある午後、静岡を発ち西へと向かったのであった。
私自身は免許がないので、空いているからという理由だけで特に工場にも興味がないI上氏(仮名)を運転要員として連れ出した。ついでに、当日岐阜の実家に帰ろうとしていたM浦氏(仮名)も「西に行くから」という理由だけで来てもらった。
前日15時発、翌日12時着という強行スケジュール。
だが、安全を考慮し休憩を挟んでも、四日市には3~4時間もあれば到着するので全く余裕であった。
なお、今回は四日市市内の複数のスポットについて取り上げている。
一番最後に立ち寄った場所をGoogleマップにまとめているので参照されたい。
豊田JCT
東名から伊勢湾岸道に入る
刈谷で休憩。
名港トリトンを渡ると三重県に入る。
M浦氏を養老鉄道の始発駅・桑名駅に降ろす。この時点で20時であった。
第一の目的地・「うみてらす」を目指す。閉館時間は21時ということで、先を急ぐ。
20時半。「うみてらす14」に滑り込む。
①うみてらす14
展望室からの眺め。目の前がコンビナートである。
同じように写真を撮りに来た人も少なくなかった。
そしてそれを想定してか写真を撮りやすいよう、暗幕の貸し出しもあった。
閉館10分前には展望室内のライトダウンというサービスも。
もう少しゆっくりしたかったが、閉館時間となり吐き出される我々。
今度は遠くから撮ってみようということで、少し離れたところにある垂坂公園へと移動。
駐車場から展望台までは軽い山登り。森の中だが、街灯などはないので懐中電灯が必要だ。
②垂坂公園展望台
展望台からの眺め。
コンビナートはもちろんだが、伊勢湾の対岸にある知多半島の街並みも見られる。
中部国際空港も近いので、離着陸する飛行機の姿も目に入る。
四日市市街地遠景
22時頃で真っ暗ではあったが、人々の出入りは案外あった。
夜景目当てであろう。
さて、再び車で移動する。今度は四日市ドームなどのある「霞ヶ浦緑地公園」である。
③霞ヶ浦緑地公園
このスポットは、コンビナートが非常に近くで撮れることで知られている。
水面に映るところも大変よい。
月も出てきた。
ヨットとコンビナート
大変エモーショナルである。
午前0時頃。次のスポットへ移る。
少し南下し、大正橋エリアへとやってきた。
④大正橋エリア
霞ヶ浦緑地よりも近い。
15秒動かないのは結構難しい。
少しポイントを移動。とてもよい。
ところでこの大正橋エリア、反対側を向くとコスモ石油の製油所の出荷場になっているようで、各社のタンクローリーが発着していた。ここから各地のガソリンスタンドへと運ばれていくのだ。
タンクローリーの発車時刻がわからなかったのでカメラを向けるタイミングが難しい。
複数台が一度に発車するようである。
午前2時ごろである。
さて、今度はもっと南下し塩浜地区へと向かう。
⑤塩浜地区
ここはコンビナートが至近距離で撮影できるポイントとして知られている。
いやー、よい
この複雑にパイプやはしごが複雑に絡み合う感じがいい
さて、お気づきの方もおられるかと思うが、実はこの時点で東の空がだいぶ明るくなってきている。
午前4時だ。
我々はオールしてしまったのである。
今日中に静岡に帰る必要があるが、少なくとも休憩は必要。
ということで、日帰り温泉施設「おふろcafe」に立ち寄ることに。
数時間仮眠ののち、車でそのまま静岡へ。
午前12時には解散という、すさまじいスケジュールであった。
I上氏は被害者でしかないが、N本くんも私も十分満足できた。
同行した皆さん、あとM浦氏、お疲れ様でした。
今回立ち寄った場所。全て公道や公園などから撮影、私有地や立ち入り禁止区画には侵入していない。