一日一県北陸巡り ②金沢
2017年12月末
福井を21時台に出発した普通列車で金沢へ向かった私は、片町のネットカフェで一泊したのであった。
朝6時。お店を出て街に出ていく。
気温は低い。
早朝の兼六園へ向かう。
兼六園は、早朝(冬は6:00~7:45)の間は無料で入場できる。
観光客はもちろんだが、散歩をしている地元の人もいた。
兼六園は加賀藩によって長い年月をかけ造営された庭園である。
水戸の偕楽園、岡山の後楽園とともに、日本三名園の一つとされている。
「回遊式」の庭園であり、その広大な土地のなかに池や築山、御亭や茶屋などが点在している。
また、園内には日本初の噴水があるなど、見どころは多い。
徽軫(ことじ)灯籠と霞ヶ池。
水の音しか聞こえてこない静かな朝。
「雪吊り」も冬ならではの光景である。
7:45になる。兼六園の開場時間の15分前には一旦閉じられる。
土産物屋もまだ開いていない。
橋を渡り、石川門から向かい側に位置する金沢城へ。
1583年に前田利家が入ったあと本格的な築城が始まった金沢城。
何度かの焼失などを経て、平成に入ってからなされた修復をもって再び当時の姿を見ることができている。かつては金沢大学なども城内にあったが、現在は郊外に移転している。
新丸広場を抜け、黒門を通って金沢城を後にした。
中心部に位置する近江町市場へ。
呼び込みの声があちこちから聞こえてきて、活気が良い。
さて、個人的に期待していたものがあった。
海鮮丼
潮屋の「おまかせ丼」
冬が旬のぶりなどものっていた豪華な丼だったが、この日はなんと800円だった。
市場で食べる海鮮丼に外れはない。なんとも贅沢な朝だ。
以前函館の朝市でも海鮮丼を食べたが、朝の海鮮丼は普通に食べるよりも美味しい気がする。
気がするだけだと思うが、それで良い。
近江町を出た私は、ひがし茶屋街へ向かう。
浅野川を渡ったところに止まっている鳥さん達。
わりと近づいていたのに全く逃げる様子がない。
浅野川にかかる橋を渡り、数分歩く。
ひがし茶屋街に到着。
古くからの茶屋様式の建物が現在まで残されており、明治頃までの街並みの雰囲気を現在にまで伝えている。
一通りぐるっと回ってみる。表通りから路地裏に至るまで、どこを切り取ってもいい画になる。
地元住民の方にご挨拶。
観光地ということもあり、国内外から多くの観光客が訪れているようだった。
「金箔ソフト」なるものもあり”映え”そうだとは思ったが、なかなかのお値段なのと、一人で食べるには少し勇気がいると思ったので断念。
浅野川を渡り、歩いて駅の方へ進む。
金沢駅に到着。「鼓門(つづみもん)」は、金沢の新しい観光スポットとなっている。
ここを進み、地下に入る。
北陸鉄道の電車に乗ってみることにする。
今回はこの「一日フリーエコきっぷ」を利用した。この日は平日だったが、年末ということで「土日祝」扱いだったのだろう。浅野川線の終点・内灘駅と北鉄金沢駅を往復するよりもお得だった。
もとは京王井の頭線の車両ということもあり、なんというか馴染みのある顔だ。
電車は地下から地上に上がり、のんびりと走っていく。
20分ほどで終点・内灘駅に到着。
のどかな雰囲気を残す駅。
折り返しはわりとすぐだったので、再び同じ電車に乗り込んだ。
行きと同じ20分ほどで金沢に到着した。
「まちのり」で武家屋敷へ
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福井を21時台に出発した普通列車で金沢へ向かった私は、片町のネットカフェで一泊したのであった。
早朝の兼六園を散歩
朝6時。お店を出て街に出ていく。
気温は低い。
早朝の兼六園へ向かう。
兼六園は、早朝(冬は6:00~7:45)の間は無料で入場できる。
観光客はもちろんだが、散歩をしている地元の人もいた。
兼六園は加賀藩によって長い年月をかけ造営された庭園である。
水戸の偕楽園、岡山の後楽園とともに、日本三名園の一つとされている。
「回遊式」の庭園であり、その広大な土地のなかに池や築山、御亭や茶屋などが点在している。
また、園内には日本初の噴水があるなど、見どころは多い。
徽軫(ことじ)灯籠と霞ヶ池。
水の音しか聞こえてこない静かな朝。
「雪吊り」も冬ならではの光景である。
7:45になる。兼六園の開場時間の15分前には一旦閉じられる。
土産物屋もまだ開いていない。
橋を渡り、石川門から向かい側に位置する金沢城へ。
1583年に前田利家が入ったあと本格的な築城が始まった金沢城。
何度かの焼失などを経て、平成に入ってからなされた修復をもって再び当時の姿を見ることができている。かつては金沢大学なども城内にあったが、現在は郊外に移転している。
新丸広場を抜け、黒門を通って金沢城を後にした。
近江町市場で朝から海鮮丼
中心部に位置する近江町市場へ。
呼び込みの声があちこちから聞こえてきて、活気が良い。
さて、個人的に期待していたものがあった。
海鮮丼
潮屋の「おまかせ丼」
冬が旬のぶりなどものっていた豪華な丼だったが、この日はなんと800円だった。
市場で食べる海鮮丼に外れはない。なんとも贅沢な朝だ。
以前函館の朝市でも海鮮丼を食べたが、朝の海鮮丼は普通に食べるよりも美味しい気がする。
気がするだけだと思うが、それで良い。
ひがし茶屋街を歩く
近江町を出た私は、ひがし茶屋街へ向かう。
浅野川を渡ったところに止まっている鳥さん達。
わりと近づいていたのに全く逃げる様子がない。
浅野川にかかる橋を渡り、数分歩く。
ひがし茶屋街に到着。
古くからの茶屋様式の建物が現在まで残されており、明治頃までの街並みの雰囲気を現在にまで伝えている。
一通りぐるっと回ってみる。表通りから路地裏に至るまで、どこを切り取ってもいい画になる。
地元住民の方にご挨拶。
観光地ということもあり、国内外から多くの観光客が訪れているようだった。
「金箔ソフト」なるものもあり”映え”そうだとは思ったが、なかなかのお値段なのと、一人で食べるには少し勇気がいると思ったので断念。
浅野川を渡り、歩いて駅の方へ進む。
金沢駅に到着。「鼓門(つづみもん)」は、金沢の新しい観光スポットとなっている。
ここを進み、地下に入る。
北鉄浅野川線
北陸鉄道の電車に乗ってみることにする。
今回はこの「一日フリーエコきっぷ」を利用した。この日は平日だったが、年末ということで「土日祝」扱いだったのだろう。浅野川線の終点・内灘駅と北鉄金沢駅を往復するよりもお得だった。
もとは京王井の頭線の車両ということもあり、なんというか馴染みのある顔だ。
電車は地下から地上に上がり、のんびりと走っていく。
20分ほどで終点・内灘駅に到着。
のどかな雰囲気を残す駅。
折り返しはわりとすぐだったので、再び同じ電車に乗り込んだ。
行きと同じ20分ほどで金沢に到着した。
「まちのり」で武家屋敷へ
金沢に戻った私は、駅構内の「ゴーゴーカレー」に入る。
他県にも店舗はあるが、本場はここ金沢である。
ボリュームのあるカツと濃いめのルーが良い。
東京にもお店があるのがありがたい…。
さて、金沢でもう一つ訪れてみたいと思っていた場所へ向かう。
が、そこは駅から歩くには遠いし、バスなどに乗るには少し近いような位置だと思われた。
ネットで行き方について調べてみたところ、面白いものがあったので利用してみた。
「まちのり」である。1日200円で、クレジットカードを利用する。
いわゆるレンタサイクルであるが、一日中借りっぱなしというわけではなく、30分という制限時間で利用し時間内に専用の駐輪スペースに「乗り捨て」るというものである。この専用スペースは一定間隔で設置されており、非常に便利である。
金沢城や兼六園付近以外は、そこまで起伏が激しくなく、自転車での移動は快適だ。
「まちのり」の自転車を利用し、十数分で長町武家屋敷跡へ到着。
加賀藩時代の上・中流階級の侍屋敷の建物が並んでいる。
特に、雪水から土塀を守るための「こも掛け」は冬ならではの風景である。
「雪吊り」と同様、金沢の冬の名物として親しまれている。
この地区にも、食事ができたり資料を展示している場所があるようだ。
次の機会には訪れてみたいものだ。
夕方にかけて天気も悪くなり、香林坊付近からバスで金沢駅へ戻る。
ライトアップされた「鼓門」。
昼はもちろんだが、夜の姿も迫力がある。まるで伝統建築のようである。
年末の金沢駅は、東京方面からの帰省客とその出迎え客でにぎわっていた。
せっかくの普通乗車券なので富山まで「つるぎ」で移動する。
あとで気づいて後悔したのは、金沢~富山間の「いしかわ鉄道・あいの風とやま鉄道」の料金のほうが新幹線特急券よりも安かったことである...。
「つるぎ」も北陸でしか乗れないし、まあいいか…。
新幹線に乗り、石川県・金沢を後にしたのであった。
次は東へ進み、富山へ向かう。
つづく
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